AvidとFilmLight、ポストプロダクションにおけるカラーパイプラインを再構築する戦略的パートナーシップを発表

  • Avid

Baselight駆動のカラー機能がMedia Composerにネイティブ統合され、デイリーからフィニッシング、納品に至るまでのクリエイティブな意思決定をシームレスに連携。

Avid®とFilmLightは本日、Baselightを基盤とする新たなカラーエクスペリエンスをAvid Media Composer®にネイティブ統合する戦略的パートナーシップを発表。ポストプロダクションにおける、よりシームレスに連携したカラーパイプラインの実現に向けた大きな一歩を踏み出しました。

数十年にわたり、Media Composerは世界で最も要求の厳しい映画やテレビのストーリーを形作るプラットフォームとして、一方Baselightはハイエンドのカラー・フィニッシングの標準として君臨してきました。これら2つのクリエイティブ環境を融合させることで、両社は従来のプラグインベースのワークフローを脱却。Media Composerの内部にとどまらず、その枠を超えた、より統合的なカラーアプローチへと移行します。これは、クリエイターの意図を保持し、受け渡しの回数を削減し、日々のラッシュ映像からフィニッシング、納品に至るまで一貫してカラーを連携させるよう設計されています。

Avid製品情報はこちらから確認ができます。

  • Avid Media Composerプロダクトマネージャー Rich Camp

    「このパートナーシップは、世界で最も魅力的な映画やテレビコンテンツを創造するためにスペシャリストたちが日々コラボレーションしているという、当社の製品の実際の使われ方を反映したものです。FilmLightの専門知識をMedia Composerのワークフローのより深い階層に組み込むことで、エディターはタイムライン上で直接強力なツールにアクセスし、ネイティブなカラーエクスペリエンスを享受します。これにより、エディターはカラリストとよりシームレスに連携しながらタイムラインのカットや構築を進め、最も重要な『ストーリー』にさらなる時間と集中力を注ぐことになります。」

  • FilmLight 共同創設者 Steve Chapman

    「FilmLightは常に、ポストプロダクションのワークフローへシームレスに適合するカラーツールの開発に注力してきました。Avidとのコラボレーションにより、両社の強みを結集し、これまでにないレベルのカラーの創造性と精度を編集エクスペリエンスにもたらします。」

編集におけるカラーへの新たなアプローチ

AvidとFilmLightは、以下の4つの主要領域に注力しています。

  • Media Composer内のネイティブ・カラー:Baselight駆動のカラー機能をMedia Composerのエクスペリエンスのより深い階層へ統合。カラー作業が「編集プロセスの最後に追加される別工程」ではなく、「編集そのものの一部」として機能します。
  • デイリーから納品までを繋ぐパス:制作全体を通じてカラーの決定事項をオープンかつシームレスに連携。編集、レビュー、グレーディング、フィニッシングの各工程間で、チームの流動的な移行を後押しします。
  • 編集スケールでの専門的なカラーサイエンス:FilmLightのカラーテクノロジーをより幅広いMedia Composerユーザーのコミュニティへと拡張。同時に、プロのカラリストやフィニッシングチームが従来のBaselight環境内で必要とする「深み」「精度」「制御性」は完全に保護します。
  • オンラインおよび納品機能の拡張:各制作現場のニーズに合わせて柔軟にスケール。Media Composer内で納品プロセスを完結させる運用から、最高レベルのフィニッシングと納品を追求するチーム向けのフル機能版Baselightとの「レンダリング不要なラウンドトリップ」まで、幅広くサポートします。

カラーを連携させ、デイリーから納品までを網羅

本パートナーシップは、クリエイティブチームが制作プロセスを通じてカラーの決定事項をよりシームレスに継承できるよう設計されています。編集とカラーを「エクスポート、レンダリング、コンフォームで繋がれた別々の段階」として扱うのではなく、完成予定のルックを編集段階で正確に反映できる、より連続的なワークフローの構築に向けて、AvidとFilmLightは歩みを進めています。

これはエディターにとって、タイムラインに対する絶対的な確信を意味します。一方カラリストにとっては、クリエイティブな決定事項がMedia Composerの編集環境とBaselightのフィニッシング環境との間で瞬時に反映されることを意味します。ポストプロダクション施設やスタジオにとっては、編集時のカラー作業からオンライン処理、そして納品に至るまで、ハイエンドなフィニッシング要件を満たすフル機能版Baselightとの「レンダリング不要のラウンドトリップ」を含む、スケーラブルなワークフローの構築を意味します。

現在提供されている実績ある「Baselight Editions」ワークフローを土台として、本パートナーシップはMedia Composerにおけるより広範なネイティブ・カラーの方向性を指し示します。専門的なFilmLightのカラーサイエンスとツール群が編集エクスペリエンスのより深い階層に組み込まれ、多様な制作ニーズに合わせて拡張できる機能を提供します。

  • ENVY Post Production テクニカルオペレーション・ディレクター Jai Cave

    「ENVYでは20年以上にわたり、Media ComposerとBaselightが当社のポストプロダクション・ワークフローの中心にありました。この両社がより緊密に連携し、引き続き業界で重要な役割を果たしていく姿を見るのは非常にエキサイティングです。プロジェクトがより複雑なフォーマットの組み合わせを伴うようになる中、制作ワークフローは進化を続けており、撮影現場からのカラージャーニーを編集、VFX、そしてポストプロダクションのフィニッシング工程まで一貫して引き継ぐことが求められています。編集とグレーディングの緊密な連携は、クリエイティブチームに真のワークフローの利点をもたらすポテンシャルを秘めています。AvidとFilmLightが構築するビジョンに大きな期待を寄せています。」


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