制作を軸とした「MediaCentral」による新たな社内連携ワークフロー
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- 編集
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東海テレビ株式会社 様
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ポイント
- 『MediaCentral』による、素材一元管理とプレビュー環境の構築
- 年末年始の4日間のシステム停止期間中に、仮設ラックを使ってスペース不足を解消
- 今後はMA設備との連携による、さらなる効率化を計画
編集システムの更新にいたった経緯
在名局である東海テレビ放送株式会社様では、2018年に導入した編集システムの更新時期を迎えるにあたり、これまでのワークフローの見直しを検討。
『MediaCentral | Cloud UX』を社内イントラ向けに活用した新たなワークフローへの移行を検討し、長年稼働してきた編集システムの近代化を推進し、制作環境のさらなる効率化と運用の高度化を実現する編集システムを構築しました。
導入システムの概要と特長
本システムは、制作で『MediaCentral』プラットフォームを中心に報道・MA・社内イントラへ繋ぎます。

- スタジオ収録(インジェスト) :『EVS XT-VIA』 『XTAccess』
- カメラ素材の自動変換 :『Telestream Vantage』
- 編集用ワークステーション :『Avid Media Composer』
- Webブラウザプレビュー・簡易編集:『MediaCentral | Cloud UX』
システムの核となる4つのキーワード
- 『MediaCentral』によるクリップおよびタイムラインの一元管理
設備を跨いで運用される放送局において、『MediaCentral』を導入することで、分散していた編集素材を一箇所に集約し、効率的な管理が可能となりました。従来の共有ストレージのみの運用では煩雑になりがちだったクリップ管理や、常に更新される最新タイムラインの可視化が実現されています。これにより、編集者や管理者は素材探しの手間から解放され、本来のクリエイティブな作業に集中できる環境が整いました。 - 『MediaCentral | Cloud UX』を活用した効率的なプレビュー環境
『MediaCentral | Cloud UX』社内イントラ上に導入することにより、プレビュー用として制作側へ渡すためのMP4ファイルの作成時間を大幅に削減できました。Webブラウザ上で直接再生が可能なため、PCのスペックに依存せず、社内のどこからでもタイムラインの確認が行えます。これは、変換待ち時間の解消だけでなく、ファイル管理やその周辺設備のコスト削減などのメリットをもたらし、制作側、設備管理側の双方から好評を得ています。 - 『Avid NEXIS』共有ストレージによる帯域
運用にあわせてパフォーマンス計算されていて、確実なタイムライン再生が可能です。直感的なユーザー管理、ワークスペース容量変更が可能で柔軟な運用に対応しています。 - 『Telestream Vantage』によるカメラ素材の自動トランスコード
報道や制作班が取材した大量の多種多様なカメラ素材は、『Telestream Vantage』のウォッチフォルダ機能を活用して自動的に指定されたフォーマットへトランスコードされます。制作側は弊社開発の簡易ツールで素材をコピーするだけで、バックグラウンドで『Media Composer』が編集可能なフォーマットへ変換されます。技術的な変換作業を意識することなく、コピー完了後、短時間で編集作業に着手できます。
導入における課題と解決
今回の導入工事にあたっての大きな課題は「スペース不足」と「シビアなスケジュール調整」の2点でした。
データ移行、工事中の並行運用の為に新旧環境の接続が必須でしたが、既存のサーバーラックに全く空きがない為、仮設ラックごと構築して新環境を立ち上げ、物理的な制約をクリアしました。
また、年末年始の工事中も生放送やスタジオ収録があり、長期間のシステム停止は不可能でした。緻密なスケジュール調整により完全停止期間を年越しを跨ぐわずか4日間に極小化し、この期間内で旧環境の解体と本番ラックへの再構築を完遂。
さらに新年の業務開始初日から滞りなく運用開始できるように、現地立会いだけでなく利用者向けトレーニングを3日間に渡り繰り返し実施。その結果、スタッフはスムーズに新環境へと移行することができました。
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東海テレビ株式会社 ご担当者様
編集作業が集中する中、更新作業に十分な時間を確保することが難しい状況でしたが、当社の事情をご理解いただき、短期間での集中作業をご対応いただきました。年末年始のわずか4日間という極めて厳しいスケジュールの中、元日の生放送への影響を最小限に抑えながら工事を完遂された調整力と現場対応力を高く評価しております。 その結果、新年の業務開始初日から新システムによる運用を円滑に開始することができ、大きなトラブルもなく安定した番組制作を継続することができました。 限られた期間の中で高品質なシステム更新を実現していただいた貴社には、心より感謝申し上げます。
今後の展望:MA設備との高度な連携
現在、MA工程においても『MediaCentral』の活用から、『Avid Pro Tools』とのさらなる連携強化を検討しています。『Media Composer』のタイムラインをチェックインするだけで、書き出しの手間なくMA側で最新の状態を共有できるフローの構築を整理しています。また、PixMixフローの導入により、ビデオとオーディオのやり取りをさらに円滑化し、完パケ制作までのリードタイム短縮を期待しています。
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